ディズニーランドが殆どアルバイトの人なのに、あれだけの感動を呼ぶ接客ができる理由を書いたノウハウ本があります。
その本を図書館で見つけて読んだことがありました。
私は上司の立場ではないけれど、とっても参考になることがいくつもありました。

上司がどのような目線でアルバイトの人たちをみているかはとても参考になりました。
どうしても、悪い所ばかりが目についてしまうけれど、
まずはその人の個性を見つけてあげることが大切ということです。
確かに子育てでも同じで、どうしてもいつも悪いことばかりしているところが気になっていますが、
その子なりに個性もあります。
その部分をよく理解して伸ばしてあげるようにしないと行けないんですよね。
私が働いているお店に若い男の子がいます。
その子は、毎日のように同じことを怒られてばかりいます。
本当に褒められているのは一度も見たことがないほどなのですが、
良い部分を見つけて声をかけてあげることで少しでも状況が変わるのではないかなと思うこともあります。
たしかに、私が見ていてもイライラする点は多いのだけれど、
注意されても嫌な顔せずに同じ仕事をこなしていって、夜遅くなっても文句言わずに続けていくことができるのがすごいと思います。
その我慢強さこそが彼の良い所なのだろうから、ノウハウ本のように接してくれる上司がいればいいのにと思ったりします。
女性の上司で男性の部下というのはとっても難しい関係性なのかもしれないけれど、
見ている方が気になるので、もう少し安定した関係性に成ればいいのにと思っているところです。

理想を現実とする営業

上司に、常識にとらわれた営業をするな、と言われ、逆転の発想の営業を知った。
最初に言われたことは、仕事をとってくるな。ここから私の困惑が始まった。

顧客から仕事を任せてもらう、という目標がなければ、商談の機会をもらっても、何を話せばいいのか分からなかったのだ。
最初は一人で抱え込んだ。
そんな私を何度も助けてくれたのは、仕事をとってくるな、と言った上司だった。

上司は絶対に私の悩みを聞き逃さなかった。
目標がないのに商談を申し込むのは失礼ではないか、と言えば、信頼は築くものだと教えてくれた。

商談で話すことがない、と言えば、話題となる資料を作成する提案。
絶対に悩みのある社員を見放さない上司と接していると、見えてくるものがあった。

まずは社員同士が信頼関係を築くことが、商談の場で活きてくるということだ。
一般的な営業をしている友人にこの話をすると、信じられない、という表情をされた。
私も実行してみた感触として、順風満帆なわけではない。

だが、理想論と言われて無くなってしまうのは悲しい。
逆転の発想の営業を、職場一丸となって実行する会社が1つでも増えることを願う。
信頼を築くということを簡単に口には出来るが、具体論を持っている人間は少ない。

らしき事を言われても、大抵の部下は困ってしまうわけで、上司のマネジメント能力によって業績が左右されてくる時代がきているのだ。